用語集
待革(まちかく)をより深く理解していただくための用語解説
基本用語
待革(まちかく)
まちかくMachikaku
「待ち時間の革命」を略した造語。薬局・病院・クリニック・美容室など、あらゆるサービス業で使える当システムの総称。お客様の待ち時間を可視化し、待つストレスを軽減することを目的としたサービス。
待ち時間表示システム
まちじかんひょうじしすてむWait Time Display System
店舗側が管理する待ち人数から自動計算された待ち時間のみをお客様に表示するシステム。待ち人数は表示せず、待ち時間だけを表示することで、シンプルで直感的な情報提供を実現。お客様はQRコードやURLを通じて待ち時間を確認できる。プライバシーに配慮しながら、必要な情報だけを提供することが当システムの最大の特徴。
待ち人数
まちにんずうNumber of People Waiting
現在待っているお客様の人数(組数)。待革では、この数値に「1人あたりの所要時間」を掛けることで、自動的に待ち時間を計算する。
計算例:
待ち人数3人 × 1人あたり5分 = 待ち時間15分
1人あたりの所要時間
ひとりあたりのしょようじかんTime Per Person
1人(1組)のお客様の対応にかかる平均時間。業種や時間帯によって異なるため、60秒〜360秒の範囲で柔軟に設定可能。この値と待ち人数を掛け合わせて待ち時間を算出する。
システム関連
マルチテナント
まるちてなんとMulti-tenant
1つのシステムを複数の店舗(テナント)が共同で利用できる仕組み。各店舗のデータは完全に分離されており、他の店舗からアクセスすることはできない。システムの運用コストを抑えることができる。現在は1店舗につき1アカウントでの運用となるが、今後のアップデートで1アカウントで複数店舗を個別に管理できる機能を追加予定。
メリット:
・初期費用が不要
・メンテナンスが自動
・常に最新機能が利用可能
固定アクセスコード
こていあくせすこーどFixed Access Code
各店舗に固有に割り当てられる8桁の英数字コード。お客様向けの待ち時間表示ページにアクセスする際に使用される。URLの一部として組み込まれ、第三者による不正アクセスを防ぐ。
URL例:
https://rxwaittime.com/system/patient.php?access_code=ABC12345
レスポンシブデザイン
れすぽんしぶでざいんResponsive Design
スマートフォン、タブレット、パソコンなど、様々な画面サイズに自動的に最適化される設計。待革では、お客様の利用シーンを考え、それぞれ確認しやすい画面構築を心がけている。
機能関連
QRコード
きゅーあーるこーどQR Code
スマートフォンのカメラで読み取ることで、待ち時間表示ページに直接アクセスできる二次元コード。待革では印刷用とモニター表示用の2種類のQRコード表示画面を用意。QRコードを読み取った後は、お客様のスマートフォンで待ち時間を確認できるモバイル用画面が表示される。
QRコードの提供方法:
1. 印刷用:店内掲示用の高解像度QRコード
2. モニター用:店内モニターに直接QRコードを表示
※QRコード読み取り後は、お客様のスマホで持ち歩ける待ち時間表示画面
営業時間管理
えいぎょうじかんかんりBusiness Hours Management
店舗の営業時間、定休日、臨時休業日を設定・管理する機能。営業時間外は「本日の営業は終了しました」等の適切なメッセージが自動表示される。
自動リロード
じどうりろーどAuto Reload
お客様向けの待ち時間表示画面が自動的に更新される機能。営業時間内は15秒ごと、営業時間外は60秒ごとに最新の情報に更新される。お客様は画面を操作することなく、常に最新の待ち時間を確認できる。
メッセージ機能
めっせーじきのうMessage Function
お客様向け表示画面に店舗からのメッセージを表示する機能。「混雑時は〇〇にてお待ちください」など、待ち時間以外の重要な情報を伝えることができる。
メッセージ例:
・「お車でお待ちの方は受付にお申し出ください」
・「処方箋をお預かり後、お薬がご用意できるまでの待ち時間を表示しています」
技術用語
セッション管理
せっしょんかんりSession Management
ログイン状態を維持する仕組み。待革では24時間営業店舗にも対応し、適切な活動があれば自動的にセッションが延長される。これにより、長時間の業務でも再ログインの手間がかからない。
CSRF対策
しーえすあーるえふたいさくCSRF Protection
クロスサイトリクエストフォージェリ(CSRF)攻撃を防ぐセキュリティ対策。待革では全てのフォーム送信時にトークンを使用し、第三者による不正な操作を防いでいる。
パスワードハッシュ化
ぱすわーどはっしゅかPassword Hashing
パスワードを暗号化して保存する技術。万が一データベースが漏洩しても、元のパスワードを復元することはできない。待革では最新のハッシュ化技術を使用してパスワードを安全に管理している。
メール認証
めーるにんしょうEmail Verification
登録時にメールアドレスの所有者確認を行う仕組み。登録後に送信される認証メール内のリンクをクリックすることで、アカウントが有効化される。24時間以内に認証が必要。
バックアップ機能
ばっくあっぷきのうBackup Function
システムのデータを定期的に保存する機能。待革では自動バックアップが実行され、30世代分のバックアップファイルが保持される。万が一の際もデータ復旧が可能。
ビジネスモデル
SaaS
さーすSoftware as a Service
インターネット経由でソフトウェアを提供するサービス形態。待革はSaaS型のサービスで、専用のソフトウェアをインストールすることなく、ブラウザから利用できる。
クラウドサービス
くらうどさーびすCloud Service
インターネット上のサーバーで提供されるサービス。待革はクラウド型のサービスなので、店舗側でサーバーを用意する必要がなく、メンテナンスも自動で行われる。
セキュリティ
セキュリティトークン
せきゅりてぃとーくんSecurity Token
ユーザーの認証や操作の正当性を確認するための一時的な認証コード。待革では、フォーム送信時やメール認証時にトークンを使用して、セキュリティを確保している。
SQLインジェクション対策
えすきゅーえるいんじぇくしょんたいさくSQL Injection Protection
データベースへの不正な命令実行を防ぐセキュリティ対策。待革では、全てのユーザー入力を適切に処理し、データベースへの攻撃を防いでいる。
SSL/TLS暗号化
えすえすえる・てぃーえるえすあんごうかSSL/TLS Encryption
インターネット上でデータを暗号化して送受信する技術。待革では、全ての通信がHTTPS(SSL/TLS)で保護されており、パスワードや個人情報が安全に送信される。
プライバシー保護
ぷらいばしーほごPrivacy Protection
個人情報を適切に管理し、不正利用から守る取り組み。待革では、お客様の個人情報(番号札番号など)を一切保存せず、待ち人数のみを管理することでプライバシーを保護している。